ふと思い出した母との記憶

ふと思い出した母との記憶

夏に地区のソフトボール大会で、ピッチャーをやっていました。
球速は速くないのですが、コントロールがよかったからです。
大会は、夏休みが終わる前にやっていました。
その大会の休憩中、ジュースが配られていてもらいに行きました。
夏の暑い時だったので、ジュースだけしか見えてませんでした。
でもそれは、相手チームの差し入れだったんです。
「君は誰?」と言われて初めて気が付きました。
すごく恥ずかしくなり、自分の陣地へ戻って俯いていました。
その様子を母は見ていたようで、走って飲み物を買ってきてくれました。
慌てていたのか、買ってきたのはコーンスープとブラックコーヒーでした。
夏にコーンスープがあったのも驚きですが、いくら好きといっても、
暑い日に、ましてやソフト大会をやってる最中になんて飲めません。
もう一つは、二人とも飲めないブラックコーヒーです。
コーヒーの方が水っぽいから、我慢してブラックコーヒーを飲みました。
喉が凄く渇いていたし、母が必至に息を切らせて走って買ってきたものだからです。
ブラックコーヒーは凄く苦くて、涙が滲みました。

母は、こめんといいながらも、ピッチャー頑張って。
そう励ましてくれました。
あれから何年たっても、今でも母はいつも励ましてくれます。
支えてくれて、ありがとう。感謝しています。